おじいちゃんとATM
田舎です。
スーパー横にあるATMで順番を待っていた時のこと。
前におじいちゃんが一人で操作していました。「ひとりだしすぐ終わるかな、ラッキー」と思って待っていたら、操作が終わると同時におじいちゃんが私の方に振り向きました。
振り向いたと同時に何か話し始めて、二文字目くらいに大きな唾が、、、、、飛び。
私の手に着地。
「ひえーーーーー!」と心で叫び手を見ましたが、おじいちゃんは全く気づかず話を続けます。
なまって何言ってるかわからないので、何度か聞き返したところ「8000円を出したけど、戻せるか。」とのこと。言いながら私に通帳を見せてきました。
おじいちゃん、他人を信用しすぎです。
通帳を見ると80000円の文字。
手についた唾を気にしつつ、ハンカチを持ってこなかった自分を恨みつつ、おじいちゃんが気の毒なので「80000円ですか?」と聞くと、「うん、そうだ。」とのこと。
8000円はなんだったのだろう。
要は、引き出しすぎた現金をこのATMで再び入金したいとのことでした。
普段、引き出すだけしかしないらしく預けるには銀行まで行かないとダメなんじゃないかと思ったみたいです。
おじいちゃん80歳くらいかなー。
タッチパネル操作とか、文字の大きさとか色々見づらかったり操作しづらかったりするんだろうなー。
とか思いながら、速攻トイレに行って手を洗いました。
自分も年取ってきたら、まだ見ぬ新技術に右往左往して分かる人に聞くんだろうな。
年末で平成を振り返る映像が流れますが、たった30年でこの技術の変わり様。これからの30年で生まれてくる技術の進歩はきっともっと今よりも早い、、、、。
全てついていく必要はないけれど、ついて行った方が生活は楽かな。選択肢増えれば増えるほど便利になるけど、選択する苦労が増える気がする。
いづれ高齢者になる自分のためにも、少しづつ新技術を知る努力はしておいた方が良いとは思います。。。が、、、どうでしょう。