休憩に立ち寄ったら、目的は休憩
旅行先で色々見るのは楽しいです。
非日常的な環境は、気分がリフレッシュされて、明日からの生活にも新たに気持ちが入るのではないでしょうか。
気持ちをリフレッシュしてくれる旅行ですが、買わない生活を始めると、どこにいっても買い物する環境があることに改めて驚きます。
「館(かん)」の名のつく場所には、記念グッズやイベントにまつわる品々が売られています。
「名所」と言われるところにはお土産やさんが並んでいます。
寺社仏閣も、お土産の言葉はなくても、お札やお守りなど「なにかちょっと」買って帰れるようになっています。
本当に必要と思ったり、誰かに買っていきたいと思うなら買えばいいと思います。
でも何も買うものがないのに、なにかを探すときが厄介です。
「せっかく来たし。」「記念に何か。」
と、ちょっとした免罪符のように誰に向けて言うわけでもなく思いながら、うろうろ。
パッケージが可愛かったり、なんだか美味しそうで食べて見たいなーと食い意地が出てきてしまったり。
買わない生活を始めてみたら、必要なものは買う、不必要なものは買わない。その時はその場所を楽しむ。を心がけるようになりました。
無駄に「何かせっかくだから記念に」買うことがなくなりました。
使ったことのない調味料は結局冷蔵庫に眠ることになるし、記念に買ったものは必要で買ったわけではないから、パッケージに入ったまま引き出しに眠る可能性が高いです。
休憩に立ち寄ったサービスエリアや道の駅、電車の駅では、本来の目的の「休憩に立ち寄る」で終わるようになりました。
自分にとって余計になってしまうものの購入をやめると、本当に必要なときに「お金を使う」ことに意識が行くようになります。